鑑定システム及びマニア指数（善玉ニア、悪玉ニア）の解説 ●前述した考察で、〔人々は己自身の主観によってどこから異常なのか線引きをしており、その結果、無意識に心の中で「ひとつの物事に、狂っているのかと思うほど異常に詳しい人」、つまり『マニア』『オタク』を定義しているのです。〕と述べたように、貴方が『マニア』『オタク』と呼ばれるかどうかは、そう呼ぶ人の主観にかかっているわけです。 この考察によるならば、「人の考え方はそれぞれ異なるので、一概に『マニア』『オタク』はこういう人物だ！と定義することはできない＝貴方がマニア（オタク）かどうか鑑定することはできない」という結論が導き出されることになります。 「イメージ理由」とは、その人の主観から導かれた『マニア』『オタク』の人物像でしょう。確かに、投票結果を見れば分かるとおり、数多くの「イメージ理由」が存在しています。しかし、もし全ての人の考え方が異なるならば、全ての「イメージ理由」は1票ずつしか獲得できないはずです。 このことから、現実は考察とは少々異なり、人々に共通する『マニア』『オタク』の人物像が存在するということがわかります。つまり、人々に共通する『マニア』『オタク』の人物像が貴方に当てはまるかどうかをチェックすれば、貴方がマニア（オタク）かどうかを鑑定することが可能といえます。当サイトの鑑定システムに登場する質問は、この考え方に基づき、投稿されたイメージ理由から多くの人々に共通する部分を抜き出して製作いたしました。 ●良いイメージと悪いイメージの、相反する2つのイメージが『マニア』『オタク』という言葉には存在します。前述した考察で述べたように、評価する側の人が「詳しい」度合いを、嫌悪し排除したいほど異常だと捕らえた途端、『マニア』『オタク』は悪いイメージに変わるのです。そして大半の人は後者の悪いイメージで『マニア』『オタク』という言葉を利用しているのです。 しかし、「イメージの理由調査」を見れば分かるとおり、人々が定義する『マニア』『オタク』の人物像には、知識以外の面で捉えられている部分が多々あります。 このことから、ひとつの仮説が浮かび上がってきます。それは、「嫌悪し排除したいほど異常にひとつの物事に詳しい人」には知識以外の面（行動や身体的特徴など）で共通点が多数あり、それらを目撃しているうちに、いつしか知識面だけではなく、その共通する行動や身体的特徴なども合わせ持った人のことを悪いイメージの『マニア』『オタク』として嫌悪するようになった」という説です。 もしその仮説が正しいとするならば、人々の定義する悪いイメージでの『マニア』『オタク』的行動や身体的特徴を貴方が持たないようにすれば、たとえ知識面が『異常』だったとしても、悪いイメージで『マニア』『オタク』とは呼ばれないのではないでしょうか。 そこで当サイトの鑑定システムでは、投稿されたイメージ理由にある『マニア』『オタク』の”良いイメージに挙げられている特徴”、及び”悪いイメージに挙げられている特徴の正反対”の回答をすれば、善玉ニア率が上がる（悪玉ニア率が下がる）としています。 同様に、投稿されたイメージ理由にある『マニア』『オタク』の”良いイメージに挙げられている特徴の正反対”、及び”悪いイメージに挙げられている特徴”の回答をすれば、善玉ニア率が下がる（悪玉ニア率が上がる）としています。 なお、善玉ニア、悪玉ニアという言葉は、「善玉＝善人」「悪玉＝悪人」の意味をもじったもので、貴方が人から悪いイメージで『マニア』『オタク』と見られてしまうかどうかを図る指標です。善玉ニア率が高いほど、悪いイメージでは見られない、という意味に捉えてください。

では、次のページへ進みましょう！