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2005年06月19日
親切は災いのもと?
今日、湘南新宿ラインの上り電車に乗っていたら、少々酔っ払い気味なのか、鼻の頭を赤くしたおじいさんが大声で「この電車は東京さいくべかのぉ?」と周りの人に問いかけながら途中の駅から乗ってきた。
残念ながらこの電車は埼玉県の籠原(かごはら)駅行きなので、東京駅を通らずに新宿方面へ行ってしまう。東京駅に行きたいならば、同じ線路を走る後続の電車に乗らなければならない。
ところが、問いかけられた周りの人々はおじいさんを完全無視。大声だったからだろうか、それともちょっと酔っ払い気味っぽく見えたからだろうか。
おじいさんは「皆、暗~い顔して返事さくれねぇんだな・・・」とかいいながらしょんぼり席に座った。
・・・
これは、私がちゃんとおじいさんに話してあげないと、後味悪そうだ。う~ん、問いかけられていないのに自ら話しかけに行くのはちょっと勇気がいる。
数分悩んだ後、勇気を振り絞っておじいさんの元へ。
私:「(小さい声で)東京駅へ行かれるのですか?この電車は東京駅には止まりませんよ。」
おじいさん:「(大声で)ん~?おら、東京駅さ、いかね~っぺ。すぐ降りるよ?」
私:「(小さい声で)え?さっき東京駅に行くっておっしゃってませんでしたか?」
おじいさん:「(大声で)そんなこた言ってね~よ。」
私:「(小さい声で)・・・あ、そうですか。なら、何でもありません。」
電車内が静かだっただけに、悪いことはしてないにも関わらず、わたしゃすんごい恥かいたような気がしたよ。まるで、「席に座っていたら目の前に老人が立ったので席を譲ったら結構ですって言われた」ような感覚。いや、違うかな。
もしかして、東京駅に行くかどうか聞いていたのは私の空耳?いや、先日の健康診断で聴力は正常だと言われたが・・・。
wrote by yuyujiteki (2005年06月19日 22:09)
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