浅野川沿いに広がるひがし茶屋街は、にし茶屋街と同じく芸事を楽しめる街。夕闇に包まれる頃になると今でも茶屋から三味線や太鼓の音がこぼれてくるそうです。「一見さんお断り」という店が多いですが、近年は茶屋を改装した喫茶店なども多くあるので、気軽に当時の雰囲気と情緒あふれる町並みを味わえる観光名所になっています。平成13年11月には、国の重要伝統的建造物保存地区に選定されました。
また、この街にはあぶらとり紙屋さんや雑貨屋さんなども並んでおり、女性に人気のスポットのようでした。たとえば雑貨屋さん「桃巧」。店の中いっぱいに加賀友禅のグッズや和風小物が所狭しと並べられています。茶屋街の風景を描いたオリジナルの絵はがきを1枚購入してみました。
紹介ウェブページ:桃巧
ふと、街の片隅に目をやると、すごく古めかしい床屋さんを発見。白黒写真で撮ったらいかにも、という感じのお店です。普通に営業しているようなのできっとこの外観も街にあわせたものなのでしょう。すごいこだわりですね。
軒灯がともるひがし茶屋街の夕暮れ写真を撮りたいなぁとも思いましたが、レンタサイクルの返却時間が迫っているので断念。夕飯を食べに、近江市場へと向かいます。 |
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ひがし茶屋街の風景。観光客でにぎわっていました。
一角にあった床屋さん。町並みに合わせて改装していないのか、昔を思わせる造りですね。
ためしに写真を白黒で撮ってみました。あぁ、こりゃぴったしだ。
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