松本清張の小説「ゼロの焦点」の舞台となった高さ35mの断崖絶壁がヤセの断崖です。
「ヤセ断崖」の名の由来には諸説がありますが、「昔、この付近の土地がやせていたためである」とする説と、「その先端に立って海面を見下ろすと身もやせる思いがする」とする説が主とのことです。
今は安全のために柵があり、断崖先端まで行くことはできませんが、少し前までは普通に先端まで行くことができたようです(⇒参考資料)。まぁ、今でも柵は簡単に乗り越えられるので先端まで行こうと思えば簡単ですけど・・・。
ここでは、よく自ら命を絶とうと考える人が多いのか、先端まで行く道のりには「考え直せ」といった感じのメッセージがそこかしこにありました。なんだか恐ろしいですねぇ。
次は、世界一長いベンチのある増穂が浦へ。 |
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ヤセの断崖上部からみた風景。
ヤセの断崖の上部さきっちょ
ヤセの断崖“付近”を横方向から撮った様子。 |