能登半島、金沢、五箇山をめぐる3日間の旅
2日目 能登半島、金沢、五箇山をめぐる3日間の旅

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増穂が浦
“増穂が浦”、“増穂浦”、と「が」を入れて呼ぶ場合、呼ばない場合があるようですが、とにかく「ますほがうら」の海岸に行きました。

ここは、和歌山・鎌倉と並ぶ日本小貝三大名所で、さくら貝やべに貝などを拾い歩く人が多いとのことです。たしかに、砂浜には数え切れないくらいの貝が打ち上げられていましたが、平日のためか誰もいませんでした。

しかし、地元鎌倉も名所だったとは。知りませんでしたよ、そんなこと。今度行ってみますかねぇ。

この海岸南部で、「サンセットヒルイン増穂」と名付けられている一帯には「世界一長いベンチ」があります。ベンチ全長は460.9m。組み立てには800人ものボランティアが参加し、ギネスブックに世界一長いベンチとして登録されました。

ちなみに、増穂が浦は日本の水浴場55選(平成12年)、88選(平成13年)に選ばれるほど、海もロケーションも美しい場所。特にサンセットヒルイン〜と名づけられているように、夕陽がとても綺麗。このベンチも、綺麗な景色をできるだけ多くの人に見てもらえるようにとのことで作られたそうです。あぁ、綺麗な夕景色・・・。

しかし、夕陽は千里浜なぎさドライブウェイで見たいと思っていたので、綺麗な景色を泣く泣く後にしました。

余談ですが、このそばに「魚のいない水族館」があります。時間がないので行きませんでしたが、どんな水族館なんでしょうか・・・。帰ってから調べてみました。

ウェブサイト:魚のいない水族館

“すべてコンピューターグラフィックスやハイビジョン、立体映像 などを駆使して見せるハイテク水族館。居ながらにして、世界各地の魚たちを楽しむことができます”とのこと。納得。でも、行くなら普通の水族館のほうが・・・。

増穂浦海岸の風景。

世界一長いベンチ。先が見えないくらい長いです。


増穂浦海岸から眺めた夕陽。静かな波打ち際の光景とマッチしていてとても綺麗でした。
機具岩
浸食された岩が寄り添うように並んでいるのが機具岩(はたごいわ)で、別名「夫婦岩」とも呼ばれています。2つの岩は“しめ縄”で結ばれており、能登二見とも呼ばれているようです。

ちなみに、機具岩には「昔、能登に織物の技を広めた比盗_社の女神が、突如山賊に会い思わず背負っていた織機を海中に投げたところ、こつぜんと岩に変じた」という伝説が残されています。

夕陽による逆光の中で見る機具岩は、なんとも幻想的。写真好きにもたまらないスポットのようで、付近には多くの高級なカメラを携えたカメラマンがいました。

さて、この時点でもう17時を過ぎてしまいました。早く千里浜に向かわないと・・・。

機具岩。すぐ隣に一眼レフを構えたプロっぽい方々が写真撮影してました。いい写真が撮れる場所のようです。